盛況、高岡市民観望会







 去る9月19日、恒例の高岡市民観望会を高岡市郊外の「おとぎの森公園」で行いました。ここ数年は、高岡市のはずれにある「水道つつじ公園」の駐車場で行っていましたが、高岡の皆さんの知名度がやや低く、あまり多くの人が集まりませんでしたので、今年は場所を変えて行いました。

 「おとぎの森公園」は、やや市街地に近いものの、広くて見晴らしがいいとこでした。当日は、秋雨前線の曇り空が晴れて、久しぶりにスキッした夜空になり、月をはじめ多くの星を見ることが出来ました。

 当日は、午後からの科学文化センターで10月に行われる東亜天文学会の総会についての打ち合わせを行った後、夕方、三々五々と駐車場に会員の方が集まりました。  それぞれ、持ってきた望遠鏡などを組立てたり、スライドやビデオを準備をして、会場には20cm反射やフローライト屈折をはじめ、12cmの大型双眼鏡や、ドブソニアンなど13台もの望遠鏡が並びました。

 はじめのうちは、雲が点在していましたが、雲の間から半月すぎの月が見えだしました。会員かが、望遠鏡を月に向けると、観察しに、何人もの人がそこに集まってきました。

 会場の一角でビデオを使用しての解説をが始まりますと、そちらにも多くの人が集まってきました。だんだん、空が暗くなってくると、次第に星も見え出しました。星が見え出すにつれて、多くの人が訪れ、気が付くと、いくつもの望遠鏡の周りに人だかりができていました。

 それぞれの望遠鏡には持ち主の会員がついて、ほぼ半月の月や、ベガ、アルビレオ、M13など、思い思いの天体に望遠鏡を向けていました。また、観望会に参加した人達も、「この望遠鏡では、今何が見えていますか」と尋ねながら、様々な天体を観望されていました。

 やがて、8時もかなり過ぎた頃から、東の空周囲の樹木の隙間から明るい星が見えだしました。木星でした。早速、見やすい位置に陣取った望遠鏡がそちらに向きましたが、ほとんど水底の10円玉状態でした。しかし、時間が経つにつれて、木星の高度も上がって良く見えるようになり、土星も見えはじめました。

 そうこうしている内に、かなり大勢の人が来られていて、後で通算すると250名ほどの方が参加されていたようです。また会員の方も計25名もの参加があり、近年になく盛況な観望会となりました。



作成 2000
最終更新 2004-04-05