2025年の天文現象

2025年は1月12日の火星接近と9月8日午前2時から起こる皆既月食以外は特に大きな天文現象はないようです。また、土星の環をほぼ真横から見る年になるので、土星の環は大変細く見えます。
以下に2025年の主な天文現象を紹介します。

1月3日午後12時から4日早朝 流星群
 毎年出現しますが、北東の空を輻射点とする「しぶんぎ座流星群」が極大になります。極大は3日午後12時頃と予想されていますので、晴天ならば期待ができます。
1月3日~5日の夕方 月、金星、土星が接近
 2つの惑星が月の近くに見えます。4日は土星と金星の間に月が入ります。
1月12日 火星が地球に最接近
 火星は楕円軌道ですので、最接近する年により、地球にかなり接近する場合とあまり接近しない年があります。今回はあまり接近しない年になります。この日以降、見頃になります。
8月12日頃 金星と木星が接近
 明け方の東の空に明るい星がならんでいます。前後の日も接近して見えます。
8月12日頃 ペルセウス座流星群極大
 この前後、数日は午後10時以降明け方にかけて、流星が多く見えます。ただ、下弦前の月の明かりが少し邪魔になるでしょう。
9月8日 皆既月食
 部分食の開始は午前1時27分、皆既食の始まりは2時30分、月食の最大は3時12分、皆既の終わりは3時53分、部分食の終わりは4時57分です。
日本で見られる皆既月食は、2022年11月8日以来、3年ぶりになります。
11月~12月頃 土星の環が大変細くなる
12月14日頃 ふたご座流星群極大
 毎年、最も多くの流星を見ることができる流星群です。12日が下弦の月ですので、月明かりの影響もあまりなく、好条件です。




 入会ご希望の方は、以下までご連絡ください。
 kenten_nyukai @ toyama-tenmon.com(@は半角に直して詰めてください)
 詳しくはこちら

移動天文教室を受け付けています。

 移動天文教室をご希望の方はこちらをご覧ください。